2010年7月3日土曜日

雑文

その昔、全国的にミニFM局が流行ったことがあった。電波法の規定での微弱電波では見通し距離で100mも飛ばないとか言われていたが、そのミニFM局は半径2km以上はゆうに飛んでいたと思う。しかも同時に二箇所から発信していた。
内容は録音の朗読ものと、メインの電話リクエストを受け付ける生放送。制作陣は某大学の放送研究会。とあるお店に間借りして簡易スタジオ風に放送していたようだ。ちなみに局名はSOPP。
なかなか喋りも面白く、放送のある日は毎夜聞いていた。リクエスト数からするに、結構リスナーはいたと思う。

しばらくすると、入りが悪くなった。トートートートーと言った音や、無音のキャリアが強く被っていたり。周波数が変更され、きれいに入る日もあった。放送でポロっと言っていたことが本当ならば、某民放ラジオがジャミングをかけていたとか。もちろん真偽は不明。
その後、ぱったりと放送が無くなってしまった。電監に摘発されたんじゃないかと推測。どう考えてもオーバーパワーであったから。しかし当時地元でのFM放送はNHKしかなかったので周波数はスカスカで、誰も迷惑してなかったと思う。CM流してるわけでもなかったし。違法は違法なんだけどさ。

数年後その某大学の学生となり、放送研究会(部だったかも)と掛け持ちしていた奴に色々探ってくれと頼むも結局情報は得られずじまい。
電話リクエストでしか接点がなかったし、その放送場所だったお店ももうない。webで色々検索するけど全くヒットしない。当時はネットどころか携帯電話もない時代だしな。
本人たちにとっては黒歴史なのかもしれんが、ずっと気になってるんだよ。真相は如何に!

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