2019年6月11日火曜日

雑文



AOR AR8600MK2は主にVHF・UHF帯のメモリースキャン用途で動作させることが多い。アンテナを繋ぎ替えればHFもいけるのだが、USBモードでゼロインすると表示が-0.7~0.6kHzほどずれていて使い勝手が悪かった。

長い放置プレイであったが一念発起してばらしてみる。合計で14本のネジを外してようやく本体上側の基板とご対面。いくつかトリマーがあるのだが、中央右側のセラミックフィルターが並んでる左側のクリスタルと二連クリスタルに挟まれたVC5を回すと受信周波数を可変出来た。


 とりあえず短波(HF)のNHKワールド11815kHzをUSB/LSBで受信して耳で調整。
その後に東京ボルメット2863kHz(これはUSB送信)でも合わせてみた。

でもまぁこいつはやっぱりV/Uのスキャナーで使うのが正解かな。
HF帯用のアンテナがしょぼいし、この辺ノイズが多いのよね。


追伸、PCとシリアル接続(RS232C)してフリーソフトAR86ctrlでリモート操作している。周波数、メモリー、スキャン、サーチ等々弄ることができる。ログを取ることも可能。音声接続して受信した時のみの録音も出来る。
メモリーネームに片仮名も使えるが、半角カナでの入力が必要。しかしソフト上での表示は文字化けする。海外製なので諦めている。