2019年11月30日土曜日

雑文



アウトライダーが2018年10月発刊をもって休刊したと知ったのは今年になってからだった。

雑誌いや出版不況と言われ続けて早幾年、最終的に隔月刊だったのかな?細々とでも続いていたようだ。立ち読みすらしなくなってたから全く知らなかった。

旅に出たくなる綺麗な写真が売りだった。何と言っても寺崎勉氏の林道ツーリング記事(ナチュラルツーリング等)が好きだった。氏の軽妙な文体が好きだったのに、ある頃からカメラマンの太田潤氏とのコンビが無くなり、更には硬い文体になって面白みが薄れたので雑誌自体から離れてしまった。

やはり評判が悪かったのか、いつの間にか文体も戻り再度コンビを組んだりしていたのは知っていた。

その最終号は、古本でやっと手に入れた(某マーケットプレイス)。別冊付録付きはなかなか見つからなかったのだ。付録「オートバイの旅 VII」は寺崎氏の「林道野宿半生記」 と題されていたので気になって気になって。蓋を開けてみればこの30年の連載からの抜粋だった。皆若い!そしてやっぱり面白かった。古いバイクも懐かしい。

「ナチュラルツーリング」、「続ナチュラルツーリング」は単行本として発刊されたが、そのあとが続かなかったのは何故だろう、ニーズは十分あったはず。大人の事情なんだろうね。

林道野宿ツーリング、もうすっかりご無沙汰。いつか必ず復活してやるぜ。

0 件のコメント:

コメントを投稿