2010年8月3日火曜日

雑文

Dick Francisの一連の著作は早川書房から翻訳出版されている。
競馬シリーズと銘打たれ、日本語タイトルは全て漢字二文字熟語で統一。ちょっと強引。

本は基本的に文庫版しか買わないので新作が発売されてから大体2年待つ。
そして読書趣味にも波があるので読まないときはとことん読まない。
購入後1年半放置プレイしてしまったら、作家はお亡くなりになっていた。
その後2冊ほど新作が出たが、それらは未購入で購入予定も無い。

そもそもきっかけは大昔にNHKで見た海外TVドラマシリーズである。
ディック・フランシス・ミステリーと題されたそれは、競馬場周りで起こる騒動を元騎手で隻腕の調査員と相棒が暴いていくものだった。
よく調べると原作でその主人公が活躍する話は4作ほど(放送当時は2作)しか書かれていなかったりする。
なので読んでいるのは主にシッド・ハレーが登場する話ばかりだ。

かなり長いインターバル(1965、79、95そして2006年発表)を置いての連作となるが、主人公は大して歳をとっていない。
だが小道具のハイテク化は進み、コンピュータ、アナログ・デジタルの携帯電話、インターネットと進化していくさまが興味深い。

現在そのシッド・ハレー・シリーズの4作目を読み出したばかりなり。

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