2010年4月26日月曜日

雑文

疲れているのに、目が冴える。
砂塵と排気ガスと花粉で涙うるうる。
こんな時はやかましいロックは聴きたくない。
手持ちで敢えてチョイスするとなると、Islands/King Crimsonか。

導入はpianoとBozのvocalとbass fluteで進行する。
一瞬の静寂ののち、pianoとvocalのみになり、裏で静かにguitarが爪弾かれる。
pianoソロのあとにcornetのソロが左chへ入る。Harmoniumが右chで奏でられ始める。
piano、vocal3番、Harmonium、mellotronで進行。
そこへoboeが歌い出し、vocalは左chへ。ヘッドホンで聴いていると、突然誰か来たみたいな錯覚を覚えた。
次パートはpiano、oboe、Harmoniumで進行。vocal終了後に徐々にguitar、drums、mellotronが重なって行く。
最後のvocal partの後、再びcornetのソロが今度は中央から聴こえ出す。Harmonium、mellotronの音量は段々大きくなり、drumsもしっかりと確実なリズムを刻む。
cornetのソロを中心にmellotronの洪水で押し流されそうなpiano、Harmonium、drumsは踏ん張り、大団円を迎えてフェードアウト。最後のカタンというノイズはmellotronのテープが戻る音だろうか。

とにかく綺麗で疲れない音なのだ。流れるようなフリー気味のpiano、力強いcornetソロ、歌うようなoboe、控えめなリズム、爪弾かれるguitar、息をするHarmonium、情感溢れるmellotron、そしてBozのVo.もとても良い。強いて難点を言えば、最後のcornetのソロにヒスノイズを含んでいるのが少々気になるくらいか。

10分弱の曲を連続4回も聴いてしまった…。

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